*mML第１３２号 [#jd66eede]

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**【修得の難易度】★☆〜★★mML創刊11周年特別企画、日本屈指の研究家・氣賀康夫氏を迎えて！ [#e94aa9a3]

今月号では、monthly Magic Lesson創刊１１周年を記念いたしまして、ゲストに氣賀康夫氏をお迎えいたしました。氣賀氏は、石田天海賞の受賞者でもある、日本を代表するマジック研究家の一人です。氏の若き頃の著作「百万人のトランプ手品」は、本格的なカードマジックへの的確な入門書として高く評価され、多くのマジシャンに影響を与えました。生前の高木重朗氏とも長きに渡る親交があり、また、ダイ・バーノン氏や若い頃のデレック・ディングル氏ら、アメリカの名だたるマジシャンとも直接の交流を持たれています。

氏は、そのような先人たちの足跡を正統的に受け継いで研究を重ねられてきました。また研究家として古典を深く吸収される一方、創作家としても、趣向を凝らし、独創的なアイデアを取り入れたマジックを多く発表されています。加えて、口上でしっかりと雰囲気を作ったうえで格調高くゆったりと見せる演技スタイルは、古き良き時代の「テーブルマジック」の気品と風格を感じさせるものです。演出・ストーリー、それにやさしいユーモアを織り込んだパフォーマンスは、柔和な雰囲気を醸し出し、まさに氣賀氏の人柄をよく表すものとなっています。ぜひ、ゆったりとお楽しみください。

記念号恒例の特別対談では、そういった奇術への情熱の源泉がどこにあるのかなど、今まで語られることのなかった氣賀氏の奇術半生に迫ります。また、氏はパズリックな分野にも特に興味をお持ちで、対談の後半でも、騙し絵的な消失パズルの様々なバリエーションなどを見せてくださいました。こちらもお楽しみいただけるものと思います。

***特集：【ゆうきとも】有機的な即興の奇跡！ [#o26fb40c]

:[[ショートストップ]]（[[ゆうきとも]]）|デックから自由に１枚のカードを選んで覚えてもらい、デックに戻して混ぜてしまいます。
マジシャンは候補となるカードを７枚ほど抜き出し、それを配っていって観客に途中でストップをかけてもらいます。
その場所のカードが、見事に観客のカードなのです！

:[[ミラクルロケーション]]（[[Bob Longe]]／[[ゆうきとも]]）|デックを３つの山に配り分け、好きな山から１枚のカードを自由に選んでもらいます。
そしてそのカードを好きな山のトップに重ねて、３つの山を好きな順番に重ねてもらいます。
この状況で、マジシャンは見事に観客の心を読んで選んだカードを探し当てます！

***特集：【氣賀康夫】格調高いクラシカルな奇術！ [#l34aa033]

:[[カラー・トライアンファント]]（[[Derek Dingle]]／[[氣賀康夫]]）|青裏のデックから１枚のカードを選んで覚えてもらい、デックに戻します。
マジシャンはデックの表と裏をばらばらに混ぜてしまいますが、おまじないをかけると一瞬ですべて表向きに揃ってしまいます！
さらに１枚のカードがひっくり返り、それが選ばれたカードです！
最後に残りのデックを裏返すと、全てのカードが赤裏に変化しています！

:[[ケースの中のカード]]（[[氣賀康夫]]）|あらかじめ１枚のカードをカードケースにしまっておきます。
その後、デックから１枚のカードが選ばれ、サインをしてもらいます。
そのカードをデックに戻して切り混ぜた中から探し出そうとしますが、ふと見ると、ケースの中のカードがサインカードになっています！

:[[カンガルーコインズの研究]]（映像内で解説）|４枚の銀貨が１枚ずつテーブルを通り抜けてコップの中に集まります！

:[[金と銀]]（映像内で解説）|銀貨を６枚と、金貨を１枚使います。右手に銀貨３枚。
左手に銀貨３枚と金貨１枚を握ります。
おまじないをかけると左手の金貨がテーブルを通り抜けて、右手に移ります。
さらに左手の銀貨３枚も右手に移ります。
これを繰り返し、最後は銀貨だけで行いますが、やはりテーブルを通り抜けてしまうのです！

***特別対談：氣賀康夫×ゆうきとも 　（協力：庄司タカヒト、ボナ植木、ゆみ） [#u96b2130]

**この号で収録されている技法・用語 [#ab4f1b27]
[[Bob Longe]]、[[Derek Dingle]]、[[氣賀康夫]]、[[2分法のフォールスカット①]]、[[2分法のフォールスカット②]]、[[3分法のフォールスカット②]]、[[リボンスプレッド・ハイドアウト]]、[[リフルシャッフルからのラッピング]]、[[パーム・リプレイスメント]]